Brand & Designer index
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カール・オーボック
カール・オーボックは19世紀オーストリア・ウィーンで操業した金属工房です。Carl Auböck
現在までに4代続く工房ですが、2台目カール・オーボック(1900~1957)は、オーストリアのモダニズムにおいて非常に大きな功績を残した人物とされています。
バウハウスにおいて才能を開花させ、当時の学長だったヴァルター・グロピウスは自身の机の上にオーボックの真鍮のオブジェを飾っていたというエピソードも残っています。
1997年にウィーン歴史博物館にて大規模な回顧展が開催されたことで世界的に再評価を受けることになります。現在も4代目が工房を継ぎ、作品を作り続けています。
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ヘドヴィッヒ・ボルハーゲン
デザイナーのヘドヴィヒ・ボルハーゲン(Hedwig Bollhagen, 1907-2001)は最後のバウハウス派として知られている女性陶芸家です。Hedwig Bollhagen
ドイツ・ハノーバー市生まれのボルハーゲンは1920年代にカッセルの国立芸術大学で陶器について学びドイツ南西のカールスルーエ市にあるマヨリカ陶器工場やドイツ・コーブルグ市近郊のローゼンタール工芸家ヴィルヘルム・カゲルのワークショップなどに参加するなど世界恐慌や戦争動乱の時代でも積極的に創作活動を行いました。
本人は2001年に惜しまれながらもこの世を去りましたが、現在も昔と変わらない製造方法とボルハーゲンのデザインで、ベルリン郊外のファクトリーにて手作業で制作されています。
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SEKISAKA
越前漆器の産地、福井県鯖江市の河和田地区で、約300年もの間、漆器業を営んできた株式会社セキサカと国内外で活躍するデザイナーとの協働で、 商品開発を行うプロダクトブランド「SEKISAKA」。SEKISAKA
鯖江市の漆器産業は、時代の変化に応じて、この半世紀で大きな変化を遂げ、漆器産業から派生した様々な製造技術が存在する、多様性のある産地となりました。
SEKISAKAは、広義の意味での漆器にまつわる様々な製造技術を新たな視点で再解釈して活用することで、現代のライフスタイルに合わせた新しいプロダクトを作っていきます。
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タラブックス
南インドに世界から賞賛を集める小さな出版社があります。 インドの先住民族の代表的なアーティストを起用し、伝統芸術を取り入れて作られる本は他民俗画家の権利保護に取り組むほか、社会問題を率先して扱い、職人の技術向上に努めるなど、本づくりへの姿勢でも世界的に支持を集めました。Tarabooks
その名はTarabooks(タラブックス)。タラブックスでは、本のデザインから印刷、製本まで全て手作業で作品作りを行っており、工芸品のように美しいハンドメイド本を生み出す出版社として世界中から注目を集めています。
トーマス・ローゼンダール
1904年に創業したトーマスは1908年にローゼンタール社に加わりました。ブランドのコンセプトは「トレンドファクトリー」です。カジュアルなラインナップが特徴で、テーブルコーディネイトを楽しく彩ります。ローゼンタールのクオリティをリーズナブルに楽しめる価格帯も魅力です。Thomas Rosenthal