Brand & Designer index
A
B
C
カール・オーボック
カール・オーボックは19世紀オーストリア・ウィーンで操業した金属工房です。Carl Auböck
現在までに4代続く工房ですが、2台目カール・オーボック(1900~1957)は、オーストリアのモダニズムにおいて非常に大きな功績を残した人物とされています。
バウハウスにおいて才能を開花させ、当時の学長だったヴァルター・グロピウスは自身の机の上にオーボックの真鍮のオブジェを飾っていたというエピソードも残っています。
1997年にウィーン歴史博物館にて大規模な回顧展が開催されたことで世界的に再評価を受けることになります。現在も4代目が工房を継ぎ、作品を作り続けています。
D
E
F
G
H
ハンス・ニック・ロエリヒト
1932年ドイツ生まれ。Hans Nick Roericht [ 1932-]
1953年、ウルム造形大学の卒業制作としてテーブルウェアシリーズTC100をデザインしニューヨーク近代美術館(MoMA)にも収蔵されています。
ヘドヴィッヒ・ボルハーゲン
ヘドヴィヒ・ボルハーゲンは最後のバウハウス派として知られている女性陶芸家です。Hedwig Bollhagen [ 1907-2001]
ドイツ・ハノーバー市生まれのボルハーゲンは1920年代にカッセルの国立芸術大学で陶器について学びドイツ南西のカールスルーエ市にあるマヨリカ陶器工場やドイツ・コーブルグ市近郊のローゼンタール工芸家ヴィルヘルム・カゲルのワークショップなどに参加するなど世界恐慌や戦争動乱の時代でも積極的に創作活動を行いました。
I
イトウ ケンジ
1983年島根県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。Kenji Ito[ 1983- ]
2008年から2023年までウミノタカヒロとMUTEとして活動。その後個人での活動に転向し、プロダクトデザインを中心としたクライアントワークを手掛ける他、創作活動や企画展への参加も積極的に行う。 グッドデザイン賞、IFFTヤングデザイナーアワード受賞。
J
K
L
M
N
ニコ・クラリ
1920年旧ユーゴスラヴィア生まれ。Niko Kraji [ 1920-2013]
ニコ・クラリはミッドセンチュリー期当時にイームズやアアルトなどをはじめ、先鋭なデザイナーからの影響を受け、戦後スロベニアの工業デザインの中心人物となります。
代表作のREXはニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵され、2012年には、スカンジナビア最大のデザイン美術館であるデンマークのデザインミュージアムのパーマネントコレクションにも追加されました。
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
横田 純一郎
プロダクト&インダストリアルデザイナー。1984年愛媛県生まれ。専修学校KIDI Parsonsを卒業後、オランダのデザインアカデミー・アイントホーフェンに留学。その後、デザインオフィスnendo、国内外のメーカーを経て、2020年に独立し、JUNICHIRO YOKOTA STUDIOを設立。家具や什器、空間構成などのデザインを展開するほか、実験的なものづくりとして「AJOY(アヨイ)」ブランドの作品も発表している。Junichiro Yokota[ 1984-]